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香川県、太陽光発電の実証実験を行う「ため池」を募集 7月に実施者公募

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香川県は、ため池を活用した太陽光発電施設導入の実証実験を実施する。これに伴い、無償で協力してくれる「ため池」の公募を開始した。ため池が決定した後、7月上旬に実験を実施する企業を公募する。

本実証実験では、ため池水面での効率的な発電方法を調査するために、ため池水面にフロート式架台に太陽光発電施設を設置し、太陽光発電の角度や設置方法、気象による発電量への影響を調査する。

発電規模は20kW(各10kW程度の2パターン)。実験項目を組み合わせ2パターンの実験施設を設置する。なお、実験により発電した電力は、固定価格買取制度により実証実験期間中、県が売電する。実験実施期間は平成26年10月から平成28年3月31日を予定している。

今回公募するのは、本実証実験で使用する県内のため池1カ所。使用面積は200平方メートル程度。6月9日に実施要領等を公示、6月23日~25日に応募を受け付け(応募表明書等の提出)、7月3日に審査結果を通知する予定。

なお、実証実験は固定価格買取制度による20年間の売電契約を予定しており、実証実験終了後は本施設を有効活用するため、実証実験施設の譲渡を予定している。譲渡条件については、採算性や施設の状態を考慮して、同県と応募者で協議をして決定する。

同県では、日照時間が比較的長いという特性を踏まえて、太陽光発電の導入に取り組んでいる。農村部における取り組みとして、同県の特色ともいえる数多くの「ため池」を活用した太陽光発電施設の導入が考えれるものの、ため池水面に太陽光発電施設を導入した事例が少ない。そこで、ため池に最適な太陽光発電を求め、ため池を活用した太陽光発電の普及・啓発を図るため、本実証実験を行うこととしている。

実証実験及びため池の公募に関する概要は以下の通り。

発電規模

20kW(各10kW程度の2パターン)

実験項目 手法等 検証内容
パネルの種類 多結晶シリコン太陽電池 ・発電量(効率)
パネル設置角度 2種類(10度から30度)
(例:12度、20度等)
・発電量
・風、波による影響
フロートの形式 2種類
(例:中空式、発泡スチロール等)
・ため池の水位変動に対する追随性
・強風時の安定性
フロートの係留方法 2種類(ため池の形態による)
(例:陸地からワイヤーで係留池底に沈めた錨で係留等)
・ため池の水位変動に対する追随性
・強風時の安定性

実験使用面積

  1. 水面使用面積:200平方メートル程度(100平方メートル以内×2カ所、近接して設置予定)
  2. 水中使用面積:フロート等を固定するための係留施設(ため池形態・水深等により異なる)
  3. 陸上使用面積:売電のための送電線及びパワーコンディショナ等の施設設置面積

その他

農業用水の利用制限はなし

応募資格等

ため池管理者又はため池底地所有者で所定の要件を満たす者

【参考】
香川県 - ため池を活用した太陽光発電施設導入実証実験実施ため池に係る公募について

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