燃料電池フォークリフトに搭載する水素タンクを金属製に 実証実験スタート
経済産業省は、産業競争力強化法に基づく「新事業活動計画」として、豊田自動織機(愛知県)から提出された「燃料電池フォークリフトに新しいタイプの水素タンクを搭載する計画」を6月27日付で認定した。
同計画は、燃料電池フォークリフト(水素と酸素の電気化学反応によって発電された電気を動力として動くフォークリフト)に、搭載適性が高く現行より廉価な、全部金属製の水素タンクを搭載する実証実験を行うもの。この実証実験が可能となることで、わが国における燃料電池フォークリフトの実用化を加速させ、事業者の競争力強化を図りながら、工場や物流現場におけるCO2排出量の削減を図ることができる。計画の実施期間は平成26年6月から平成28年3月。
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