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大阪府、エコカーの新技術開発への助成7件選定 水素タンク用のゴム材料など

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大阪府は、中小企業・ベンチャー企業等によるEV(電気自動車)やFCV(燃料電池自動車)分野の取組みを総合的に支援する「次世代電動車両等開発プロジェクト」において、6件の助成対象事業を決定した。助成金の交付予定額は27,920千円。

大阪府は「今年度の助成事業は、新規性や革新性が高く、新規の市場開発や事業化に近いことが特徴」とコメントしている。今後、広域支援機関である大阪府立大学次世代電動車両開発研究センターをはじめとした関係機関等と連携し、各案件の事業化を支援していく。

大阪府では、中小企業・ベンチャー企業等による新エネルギー関連産業への円滑な参入促進を図るため、「おおさか地域創造ファンド」を活用して、EV(電気自動車)やFCV(燃料電池自動車)分野の事業化・成長促進を支援する「次世代電動車両等開発プロジェクト」助成事業を行っている。助成対象事業は、助成金の交付(助成限度額上限500万円)と次世代電動車両開発研究センターの支援を受けることができる。

今年度は全部で7件の提案があり、審査の結果、EV及びコンバートEVや、EV・FCV関連機器等の開発に取り組む6件の助成を決定した。

今回選定された助成事業の概要は以下の通り。

EV及びコンバートEV(既存車を改造してEVにしたもの)3件


貨物用牽引式ミニカー及び付随車開発プロジェクト:TGMY(大阪市)

省スペース性や使い勝手を犠牲にしない構造の付随車と、最適な組み合わせの電動四輪の第一種原動機付自転車(ミニカー)を開発する。

「2.5人乗り3輪アシストEV」量産試作:ケイズ技研(大阪市)

「2.5人乗り3輪アシストEV」商品化のための量産試作車を製作し、同試作車を活用して、販売ルートと共同事業(参画)企業の選定開拓を進め、事業化を推進する。

超小型EVおよび構内用8人乗りEVの開発:EVジャパン(豊中市)

超小型トラックEVを原動機付四輪として商品開発するとともに、構内用8人乗りEVを開発する。

EV関連機器等 2件


省エネモータ用高精度オートチューニング技術の開発とそれを用いたモータ評価用インバータの販売ビジネス: スマック(大阪市)

永久磁石同期モータの高精度なオートチューニング技術を開発し、それを開発ツールとして組み込んだモータ評価インバータの製品化をし、車両メーカーや電装メーカーへの開発支援ツールとしての販売と、その技術供与ビジネスを目指す。

EV用リチウムバッテリパックの集電部溶接に伴う溶接機並びに溶接工法の開発:ナグシステム(摂津市)

EV用リチウムバッテリパックの高容量化、低インピーダンス化、高出力化に向け、厚みの増した接続板、集電板の接合が可能な溶接装置を開発する。

FCV関連機器等 1件


70MPa水素ステーション機器向け耐水素用ゴム材料の開発 材料改良開発と基礎データの取得:高石工業(茨木市)

70MPa水素ステーションの緊急離脱カップリング及び水素圧縮機に使用するゴムパッキンの材料開発と長期的耐久データ取得に向けた予備試験を行う。

「おおさか地域創造ファンド」は、活力とにぎわいあふれる地域づくりをめざして官民連携により設置したファンドで、新事業の創出による産業振興など、地域活性化の取組みを支援している。

【参考】
大阪府 - 【助成事業決定】おおさか地域創造ファンド「次世代電動車両等開発プロジェクト」の助成対象事業を決定しました!

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