北海道電力は、今冬の電力需給に万全を期すため、需給ひっ迫時の電力需要抑制に関する委託契約を締結する「アグリゲータ事業者」と、平時のピーク需要抑制などに寄与する「需要抑制事業プラン」の募集を開始した。募集期間はいずれも10月3日まで。
「アグリゲータ事業者」の募集内容
アグリゲータ事業者と北海道電力の間で事前に委託契約を締結し、同社管内で需給のひっ迫が予想される際に、同社からアグリゲータ事業者へ電力需要の抑制(負荷調整)を依頼し、調整対象の顧客(アグリゲータ事業者がエネルギーの使用状況等を管理する中小ビル等の需要家)に電力需要の抑制を実施してもらうことで、需給バランスの改善を図る。
応募対象者は、BEMS等のエネルギー管理システムを顧客に設置しており、顧客ごとの電力使用状況を管理できること等の要件を全て満たすアグリゲータ事業者。委託契約期間は平成26年12月1日~平成27年3月31日。募集結果は、契約を締結するアグリゲータ事業者に10月末に通知する予定。
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