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太陽光発電+風力発電+蓄電池 中規模工場向けのマイクログリッドシステム

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Hitz日立造船は、築港工場(大阪市大正区)において中規模工場に対応可能なマイクログリッドシステムを構築し、実証実験を開始した。実証期間は2015年3月まで。

同システムは、太陽光発電風力発電など複数の発電設備と蓄電設備をつなぎ合わせ、使用電力を制御することにより安定した電力供給を実現するためのもの。

既存の電力系統から独立し、自立運転が可能なことから、BCP対策としては、災害時の非常用電源としても活用できる。省エネ対策としては、負荷機器を最適に運用するピークカット制御、安価な夜間電力を蓄電し昼間の電力ピーク時に使用するピークシフト機能により契約電力を引き下げることが可能。

実証実験では、500kWの設備規模に対応できるシステムの構築を目指しており、製造工場、ビルなどで運用が可能となる。将来的には、同社のごみ焼却発電プラントに導入できるよう大規模施設への対応を目指す。また、同社の独自技術として鉛電池やリチウムイオン電池の両方に対応した蓄電システムがあり、太陽光発電など既存の設備を活用したシステム導入が可能。

実証で使用するシステムは、太陽光発電(130kW)、蓄電設備(容量50kWh)、制御設備(パワーコンディショナー、コンバーター等)、負荷設備(築港工場内の空調機器)などで構成される。

同社は、今年度からスタートした中期経営計画「Hitz Vision Ⅱ」において「環境・グリーンエネルギー」を事業ドメインの一つに掲げ、太陽光発電、太陽熱発電、風力発電などの製品を提供している。マイクログリッドシステムは、これらの再生可能エネルギーの有効活用を促進する技術。

2012年より舞鶴工場(京都府舞鶴市)の制御機器センターで約100kWの設備規模によるマイクログリッドシステムの研究開発を行い、同センター内の使用電力の約2割削減など所定の基本性能を確認している。

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