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栃木県のゴルフ場跡もメガソーラーに 小型分散型パワコン採用でリスク軽減

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栃木県のゴルフ場跡もメガソーラーに 小型分散型パワコン採用でリスク軽減

タカラレーベン(東京都)、日立造船(大阪府)およびソーラーフロンティア(東京都)は、タカラレーベン所有の旧ゴルフコース(栃木県那須郡)において、大規模太陽光発電所の建設工事を開始した。

同発電所は、特別高圧規模のメガソーラーでは日本国内で初めて小型分散型パワーコンディショナーを採用した。これにより初期投資およびランニングコストの低減を図るとともに、故障時の発電量喪失におけるリスク分散も行う。また、基本的に造成工事を行わない環境にやさしい設備設計を施した。特別高圧受変電設備を栃木県内で生産するなど地域貢献にも配慮している。

同発電所の敷地面積は約40万平方メートル。太陽電池の出力は19.8MW(太陽電池モジュール165W/枚×12万枚)、パワーコンディショナーの出力は15MW(20KW×750台)。発電出力は15MW。想定年間発電量は約2,100万kWh(一般家庭約3,700世帯分の年間消費量に相当)。想定年間CO2排出削減量は約1万1,000t。

発電した電力は固定価格買取制度に基づき、電力会社に全量を売電する。建設は、日立造船がEPC(設計、調達、建設)を、ソーラーフロンティアがCIS薄膜型太陽電池モジュールの供給を担当する。

特長の詳細は以下の通り。

起工式の様子

起工式の様子

1.安定した発電

CIS薄膜型太陽電池モジュールを最大限活用した集積配置を行い、発電効率を高めるとともに、南北方向に土地勾配があっても安定した発電量が得られる設計とした。


2.ランニングコスト・リスクの低減

一般的にゴルフコースでは各コースの広さが異なり、設置できる太陽電池モジュール枚数にばらつきが発生するため、従来のセントラル型パワーコンディショナーでは効率的な配置に限界があった。そこで今回、小型分散型パワーコンディショナーを設置することでこの課題を解決するとともに、故障時リスクを低減(予備と交換することにより即日解決)し、ランニングコストの低減を図った。

3.環境負荷の低減

太陽電池モジュール配置エリアでは造成工事を行わないことを基本に、1本脚杭方式基礎構造を採用。これにより東西方向アレイ段差が極めて小さい構造を実現するだけでなく、杭打設本数は既存方式と比較して半分以下となり、工程短縮や環境負荷低減に寄与する。

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