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九電、再エネの接続申込みを再開 太陽光「1月中旬目途」、その他「速やかに」

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九電、再エネの接続申込みを再開 太陽光「1月中旬目途」、その他「速やかに」

九州電力は、22日、国が固定価格買取制度(FIT)の運用見直し等の新ルールについて公表したこと、及びFITに基づく指定電気事業者への指定を踏まえて、回答を保留している再エネの接続申込みについて、順次回答を再開すると発表した。

新ルール等に基づき、500kW以上及び500kW未満(家庭用の太陽光などを除く)の太陽光発電については、年間30日を超えた無補償での出力制御に協力することを前提に、1月中旬を目途に、接続のための技術検討及び回答を再開する。

風力発電は、接続申込量が接続可能量に達していないため、速やかに接続のための技術検討及び回答を再開する。地熱・水力・バイオマス発電は、国の優先導入の方針を踏まえ、速やかに接続のための技術検討及び回答を再開する。

なお、接続を希望する系統に、多くの事業者が接続を希望する場合、送電線増強工事が必要となり、工事費負担金の算出に時間を要する場合などがあるとして、注意を呼び掛けている。

これまでの経緯について

九州電力は、太陽光発電を中心とした再エネの急速な拡大に伴い、電力の安定供給が困難となる見通しとなったことから、一部を除き、九州本土における再エネの接続申込みに対する回答を9月25日より保留している。その後、同社は、再エネの接続可能量を算定し、第8回新エネルギー小委員会において、九州本土の再エネの接続可能量が確定した。

また、国は12月18日、同小委の審議を踏まえて、再エネの導入拡大や、再エネ導入に伴う国民負担の抑制、バランスの取れた再エネ導入を目指した、「再生可能エネルギーの最大限導入に向けた固定価格買取制度の運用見直し等について」を公表した。

さらに、22日、同社は、太陽光発電の接続申込量(1,322万kW)が接続可能量(817万kW)を既に上回っていることから、FITに基づく、指定電気事業者に指定された。

「指定電気事業者制度」は、接続申込量が既に上回っている又は上回ると見込まれる電力会社に指定を行う制度。これにより、接続申込量が接続可能量を上回った場合には、年間30日までの無補償での出力制御を受ける可能性があることを前提に接続することを可能とする等の方針が示されている。

新たな出力制御システムによる対策等、新ルールを適用する省令改正(「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則」)はパブリックコメントを経て、平成27年1月中旬頃、公布・施行される予定。

太陽光発電に関する接続申込みの回答再開について

(1)500kW以上

22日、指定電気事業者に指定されたことに伴い、年間30日を超えた無補償での出力制御に協力することを前提に、接続のための技術検討及び回答を再開する。ついては、事業者には、準備でき次第、接続協議の継続について、意思確認を行う。(平成27年1月中旬目途)

(2)500kW未満(家庭用の太陽光などを除く)

省令改正をもって、指定電気事業者制度が適用される予定のため、年間30日を超えた無補償での出力制御に協力することを前提に、接続のための技術検討及び回答を再開する。ついては、事業者には、省令改正後速やかに、接続協議の継続について、意思確認を行う。(平成27年1月中旬目途)

(3)家庭用太陽光など低圧10kW未満(余剰買取)

  • 平成26年9月25日以降も回答保留を行わずに接続を行っているが、平成27年3月申込みまでは、経過措置として、現行通りの取扱いを継続する。
  • 平成27年4月以降の申込みについては、指定電気事業者制度による、年間30日を超えた無補償での出力制御に協力することを前提に、接続を行う。ただし、非住宅用太陽光発電(10kW以上)を先に出力制御を行うなど優先的な取扱いを行う。

太陽光発電設備の出力制御について

太陽光発電設備の出力制御について

太陽光発電設備の出力制御について
(※画像クリックで拡大)

  1. 太陽光の接続可能量(817万kW)と、接続済及び承諾済(合計815万kW)の差分2万kWの枠については、平成25年3月以前に申込みの事業者のうち、申込みの早い順から、現行ルール(※)に基づいて順次受入れを検討する。(※500kW以上の事業者について、年間30日までの無補償での出力制御を受ける可能性があることを前提に接続することを可能とする)
  2. 今後、接続可能量を超えて連系承諾を行う事業者は、30日を超えた無補償での出力制御に協力することで、接続が可能となる。詳細は九州電力のウェブサイトを参照。

改正省令施行後に説明会を開催予定

現在、通知している回答保留期間中の個別協議の受付については、改正省令の施行日をもって終了する。なお、省令改正後速やかに、事業者を対象とした接続申込みの回答再開に関する説明会を開催する予定。説明会開催の詳細については、後日、同社ホームページ上で通知する。

【参考】
九州電力 - 九州本土の再生可能エネルギー発電設備に対する接続申込みの回答再開について

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