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27年度のFIT価格設定の議論がスタート 第16回調達価格算定委員会開催

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27年度のFIT価格設定の議論がスタート 第16回調達価格算定委員会開催

1月15日、経済産業省は、今年初となる調達価格算定委員会を開催した。本格的に平成27年度のFIT価格決定に向けた議論が始まった。同省が作成した資料をもとに27年度の価格設定に対する議論が行われた。

委員会では、まずFITがスタートして再生可能エネルギーへの投資が進み、様々な企業が参入。開始前と比較して「昨年9月末の段階で約6割増加」と再エネの導入が確実に進んでいることを強調した。そして、来年の価格についても「引き続き各電源の費用の動向を踏まえ調達価格の算定を進めていきたい」とした。

FITの価格設定について、委員から太陽光発電の規模別価格設定について提案があった。「太陽光の導入が進んだ結果、産業用太陽光発電においてシステム価格が大規模発電所と小規模の差が縮まっている。そのため資料にあるIRRのデータに関して、大規模発電所は認定をとってから設備が完成するまで長期間要するので、データの中には調達価格が32円よりも高い価格設定の設備も含まれている。それぞれが認定を取得した価格でIRRを算出すれば規模ごとに差が出てくる。そのため、規模別の価格設定がいいのではないか」などと言った意見が出された。

また、今会議では小規模バイオマス発電の調達価格についても検討された。委員からは、「国産材を利用するバイオマス発電は意義がある。しかし、現状として大規模(5000kW以上)でないと、利益が出ない仕組みとなっており事業者は最初から小規模バイオマス発電をあきらめている状況にある。実際に認定を受けている設備は大規模バイオマス発電がほとんど。原料の取り合いも懸念される」という意見もあった。委員会では、その他再生エネルギーの出力抑制についても議論され「再エネを増やしていきたいと考える人の足を引っ張らないようにしてほしい」という意見もあった。

【参考】
経済産業省 - 調達価格等算定委員会(第16回)配布資料
Ustream - 調達価格等算定委員会(第16回) 録画

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