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東大のスマートハウス、HEMS・スマートメーター間(Bルート)の実験が可能に

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東大のスマートハウス、HEMS・スマートメーター間(Bルート)の実験が可能に

東京大学生産技術研究所(東京都目黒区)は、同大駒場Ⅱキャンパス内の実験住宅「COMMAハウス」について、さらなる実験環境の向上を図るため一部設備を改修、新設した。同ハウス屋内に取り付けてある実験用スマートメーターBルート(スマートメーターと、HEMSやスマート家電など宅内機器間の通信回線)も新たに開通させ、使用実験も可能となった。

Bルートは、電気使用量や、現在の使用電流値をユーザが読み取ることができる仕組みで、今後豊富なアプリケーション創出が期待されている。同ハウスにおけるBルート使用実験環境は、(イ)物理層(920MHz特定小電力無線)も含めたBルート使用実験、(ロ)Web APIを経由したBルート使用実験。

具体的に読み出せるデータは以下の通り。

【1】定期的(自動的)に送出される情報((イ)条件のみ)

30分ごとのメーター指針値[kWh](30分値はHEMS等端末側で差分を計算して算出)

【2】HEMS等の端末からの問い合わせに対して送信する情報

  • 瞬時電流[A]、電力計測値[W]
  • 現在のメーター指針値
  • 直前の30分値計算用メーター指針値
  • 過去45日(含む当日)以内のメーター指針値(毎時0分/30分)の履歴
    (ただし、1回の要求・読み出しあたり、0:00~23:30の48データ分)
(写真左)空間温度可視化用スクリーン、(写真右)熱画像による可視化イメージ

(写真左)空間温度可視化用スクリーン、(写真右)熱画像による可視化イメージ

このほかロールスクリーンによる室内温度分布の可視化、エネルギーデータと屋内外環境(温湿度)の計測と可視化を行った。さらにCOMMAハウスとしての機能向上として、床暖房システム、ECHONET Lite対応冷蔵庫・エアコンの新設などを導入した。

「COMMAハウス」は、(1)家電・機器分野と建築分野の関係者の連携による住宅トータルとしての快適性、意匠性の追求、(2)さまざまなメーカー・異業種の機器の協調運用を行う、マルチベンダーのオープンなシステム、(3)蓄積データの活用により、ライフスタイルの提案など、住み手を巻き込んだ提案を目指し、2011年8月の設備完成後、さまざまな基礎的実験と住宅用エネルギーマネジメントシステム(HEMS)構築を進めてきた。

【参考】
東京大学生産技術研究所 - 東京大学生産技術研究所実験住宅「COMMAハウス」における実験・計測環境の向上

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