> > 国立・国定公園内でのメガソーラー設置、基本的考え方を公表 国民意見は13件

国立・国定公園内でのメガソーラー設置、基本的考え方を公表 国民意見は13件

記事を保存

環境省は、「国立・国定公園内における大規模太陽光発電施設設置のあり方に関する基本的考え方」について、全4回の検討委員会における議論を踏まえて取りまとめて公表した。

この中で、「国立・国定公園を重要自然地域として認識して対応すべきであること」、「景観や生物多様性の保全のために自然草地等や樹林地については立地から除外すべきであること」などが示された。今後、環境省では「基本的考え方」に基づいて自然公園法施行規則の改正やガイドラインの策定を行い、大規模太陽光発電施設の設置に係る審査の考え方をより明確にすることとしている。

国立・国定公園内における大規模太陽光発電施設の設置に係る基本的方針は以下の通り。

(1)重要自然地域としての配慮

国立・国定公園は「優れた自然の風景地」であり、その保護を通じて生物多様性の保全に資することが求められている場所であることを十分に認識することが重要。

(2)公益性の比較衡量の考え方

我が国における再生可能エネルギーの必要性も踏まえつつ、国立・国定公園の保護の公益性と比較衡量し、限定的に許容すべき。

(3)新しいタイプの構造物としての対応

大規模太陽光発電施設を広大な面積を占める新しいタイプの構造物として把握し、景観及び生物多様性への影響の審査の考え方を整理する必要がある。

近年、導入量が増加している太陽光発電については、国立・国定公園内においても導入の検討が行われている。特に、大規模発電容量の施設を設置するにあたっては広大な敷地を必要とする点などの形態的な特性を踏まえ、景観や動植物への影響に配慮し自然環境との調和を図るために、自然公園法上の審査の考え方を整理することが必要となっている。

環境省では、大規模太陽光発電施設の自然公園内への設置に係る審査の考え方を明確化するにあたっての基本的な考え方を整理するため、昨年9月に「国立・国定公園内における大規模太陽光発電施設設置のあり方検討委員会」を設置した。2月9日に第4回検討委員会を開催し、基本的考え方について最終の議論を行った。

なお、昨年12月から今年1月に実施した「基本的考え方」の素案に関する意見募集(パブリックコメント)の意見の詳細及び意見への対応方針についても公表した。

【参考】
環境省 - 「国立・国定公園内における大規模太陽光発電施設設置のあり方に関する基本的考え方」について

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.