環境ビジネス編集部
最終更新日: 2015年02月20日
新日鉄住金は、製鉄所内の石炭火力発電所において、石炭と混焼する間伐材など木質バイオマス資源の利用を拡大する。本取組みを通じて、さらなる省エネルギー、温室効果ガスの削減ならびに地域における林業振興への貢献を図る。
釜石製鉄所の石炭火力発電所(発電出力:149,000kW)において、使用量を年間約7,000トンから年間48,000トンへ大幅に拡大するとともに、新たに大分製鉄所の既設火力発電所(発電出力:330,000kW)において、木質バイオマス資源の石炭との混焼を開始した。大分製鉄所での使用量は年間12,000トン。合計で従来比約8.5倍の使用量となる。