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大分県佐伯市の農山漁村再エネプロジェクト、中止 エナリスの会計処理問題で

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大分県佐伯市の農山漁村再エネプロジェクト、中止 エナリスの会計処理問題で

エナリス(東京都千代田区)は22日、大分県佐伯市との提携により予定していた森林未使用材バイオマス発電事業を軸とした再生可能エネルギー事業を中止すると発表した。同社は、2014年7月に本事業の概要を発表したが、その後不適切な会計処理が発覚。その訂正に伴う影響により、経営的・財政的環境が変化したため、本事業を中止することとした。

同社は、本事業において、「地域の一次産業と再生可能エネルギー事業のバリューチェーン」をコンセプトに、森林組合(林業)のほか、漁業や農業従事者とも協力して発電以外の派生事業も手掛けることで、新しい形の再生可能エネルギー事業の展開を計画していた。

これまでに培ってきた再生可能エネルギーの電源開発ノウハウと電力マネージメントノウハウを最大限に活かし、全国的な普及に先鞭をつける「農山漁村再生可能エネルギープロジェクト“佐伯モデル”」にしたいと意気込みを語っていた。

中止する事業の概要は以下のとおり。佐伯市、佐伯広域森林組合、番匠川漁業協同組合との提携で実施を予定していた。

(1)バイオマス発電事業

燃料チップをボイラーで燃焼して蒸気を発生させ、蒸気タービンおよび発電機を起動させて発電する事業

発電所概要

  • 設置場所
    大分県佐伯市
  • 発電規模
    2,500kW
  • 発電方式
    ボイラータービン方式
  • 使用燃料
    森林未利用材及び一般木材(建設廃材は使用せず)
  • 事業開始予定
    2016年4月

(2)チップ製造事業

佐伯市内の森林間伐材や林地残材等の森林未利用材、市内の製材工場から排出される製材端材をチップ化し、上記バイオマス発電所で活用する事業

(3)ウナギ養殖事業

発電過程で発生する蒸気の冷却水を利用して行うウナギの養殖事業

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