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下水汚泥バイオマス発電の「グリーン電力価値」 熊本県が代理販売者を募集

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下水汚泥バイオマス発電の「グリーン電力価値」 熊本県が代理販売者を募集

熊本県は、熊本北部浄化センターの下水汚泥バイオマス発電で生み出す「グリーン電力価値」を、代理販売する事業者を募集する。募集期間は2015年4月24日(金)から5月22日(金)まで。

選定された事業者は、まず同浄化センターの発電設備の名義変更の申請を行う。さらに、グリーン電力の認証を行う「グリーンエネルギー認証センター」からグリーン電力量の認証を受け、「グリーン電力証書」を取得する。そしてこのグリーン電力証書を、グリーン電力価値を必要とする事業者に販売する。なお、手続きに要する費用は全額事業者負担である。

今回の事業で、県と事業者は、同浄化センターのグリーン電力価値の全量を一括して契約する。グリーン電力発電の受託契約数量は年間250万kWh程度となる見込み。契約期間は、契約締結の日から2018年3月31日まで。

熊本北部浄化センターは、熊本県熊本市北区鶴羽田町に所在するバイオマス発電設備である。発電方式は、下水汚泥消化ガスを利用するリン酸形燃料電池。電気出力は100kWが4台、発電効率は38%、熱出力効率は40%。1994年11月から稼働しており、これまで年間で平均260万kWh発電している。

「グリーン電力」とは、バイオガスなど再生可能エネルギーによって発電された電力のこと。グリーン電力は二酸化炭素排出量の削減や化石燃料の使用量削減といった環境付加価値「グリーン電力価値」を有している。この価値を電気そのものと切り離して取引するしくみを「グリーン電力証書システム」と言う。

同浄化センターのバイオマス発電設備は、1999年5月15日付けでグリーンエネルギー認証センターより、グリーン電力発電設備の認定を受けていた。今回の事業では企業等の環境改善活動への支援を目的として、このグリーン電力証書システムを活用して民間企業の参加を促す。

【参考】
熊本県 - 下水汚泥バイオマス発電による「グリーン電力価値」の売却先募集について

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