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九州電力、種子島で500kW以上の太陽光発電・風力発電に出力制御を実施へ

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九州電力、種子島で500kW以上の太陽光発電・風力発電に出力制御を実施へ

九州電力は28日、種子島において、ゴールデンウィーク期間以降、500kW以上の太陽光風力発電に対して、再エネ特措法(FIT法)で認められている出力制御を実施すると発表した。

種子島では、2014年7月25日より再エネ発電設備の接続申込みへの回答を保留している。しかし、回答保留公表時に接続申込済みであった、再エネ発電事業者の系統への接続が進んだ結果、今年のゴールデンウィーク期間以降、電力の使用量の少ない晴れの日を中心に再エネの出力が増加し、内燃力発電機の最低出力運転を実施しても、供給力が需要を上回ることとなり、電力の安定供給を確保するためには、再エネの出力制御が避けられない見通しとなった。

種子島における再エネ接続可能量(目安)は8,500kW接続で、既連系量(2015年3月末)は11,399kW。種子島の需要規模(昼間最小:14,500kW)に対する再エネ設備(11,399kW)の比率は約79%に達している。出力制御対象は、500kW以上の太陽光発電(計6,124kW、7カ所)、風力発電(660kW、1カ所)の合計8カ所(8社)で再エネ設備量全体の約60%を占める。

出力制御の概要

制御時期

ゴールデンウィーク期間以降、需要が低く前日において晴れが予想され、同社内燃力発電所を最低出力で運転しても需給バランスの確保が困難になると予想される日に実施する。

事業者への指示方法

電話等にて、出力制御実施日の前日夕方(17時頃)に、再エネ事業者に対し、出力制御を指示する。なお、出力制御日数削減のため、当日の気象予測で変更があれば、当日、出力制御の指示を解除する。

離島での再エネ(太陽光・風力)制御対象事業者の選定

同社では出力制御が必要となった場合、出力制御必要量を満たす出力制御対象事業者を選定して出力制御を指示する。また、出力制御が必要な日毎に、出力制御対象事業者を交替(ローテーション)して出力制御を行う効果的な運用を行う。

これまでの経緯

同社管内では、太陽光発電を中心とした再エネ発電設備の導入が急速に進んでいる。同社は、2014年7月25日、再エネ発電設備の既接続量と接続申込量の合計が接続可能量(目安)を超過した6離島(壱岐、対馬、種子島、徳之島、沖永良部島、与論島)において、同社発電設備の出力を最低まで減少しても、電気の供給量が島の需要量を上回る可能性が出てきたため、接続申込みへの回答を保留した。その後、2015年1月29日には、喜界島についても回答を保留した。

現在、接続申込みの回答再開(先に回答保留した6離島は今年7月目処)に向け、日射量と需要の分析などを踏まえた接続可能量の精査を実施している。

【参考】
九州電力 - 離島(種子島)における再生可能エネルギー発電設備の出力制御について

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