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島根県に12.7MWの木質バイオマス発電所 一部PKS混焼、年間売上約24億円

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島根県に12.7MWの木質バイオマス発電所 一部PKS混焼、年間売上約24億円

豊田通商は、子会社のエネ・ビジョン(愛知県名古屋市)が木質バイオマス発電事業会社を設立し、島根県江津市で建設を進めていた「江津バイオマス発電所」が完工し、6月3日に竣工式を行ったと発表した。

江津バイオマス発電所の出力は12.7MW。7月1日の運転開始を予定している。本プロジェクトが順調に進行していることを受けて、エネ・ビジョンは、愛知県で2基目の木質バイオマス発電所を建設中で、2つの発電所を合わせると総出力は25.4MWになる。

両発電所とも、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用した事業で、使用する燃料は、発電所近郊の間伐材や林地残材を中心とした、各県内の未利用材を主燃料とし、一部PKS(やしの種子がら)の輸入材を混焼させる予定。林業やチップ加工などの雇用を生み出すと共にエネルギーの地産地消につなげることも目的としている。

木質バイオマス発電所としては国内最大級

エネ・ビジョンは、2013年6月に木質バイオマス発電事業を行う100%子会社「合同会社しまね森林発電」を設立し、江津バイオマス発電所の建設を進めてきた。

本発電所は、島根県江津市の北部にある工業団地内に位置する。豊田通商グループによると木質バイオマス発電所としては国内最大級。

年間発生電力量は約8万6,000MWhで、一般家庭約2万3,000世帯分の年間消費電力量に相当する。総事業費は約50億円。中国電力に売電し、本事業を発表時のデータによると、収入は年間最大約24億円を予定。

愛媛県初の木質バイオマス発電事業も

エネ・ビジョンは3月、江津市の案件と同様、100%子会社「合同会社えひめ森林発電」を設立し、愛媛県で初めての木質バイオマス発電事業を開始すると発表した。

発表時のデータによると、建設中の発電所の出力規模は12.5MWを予定。建設予定地は愛媛県松山市のコンビナート内で、主要な設備はボイラーや蒸気タービン発電機で構成される。年間予定発電量は約8万7,000MWhで、約2万4千世帯の年間消費エネルギーに相当する。四国電力へ売電する計画で、年間売上は最大約24億円を見込む。2017年12月に発電所が完工、試運転を開始し、2018年1月より営業運転を開始する予定。

エネ・ビジョンについて

エネ・ビジョンは、コジェネレーション設備ならびに省エネルギー設備の提案・設計・施工・メンテナンスを手掛ける。2002年3月の設立で資本金は92百万円。株主構成は豊田通商56.5%、ヤンマー26.1%、豊通マシナリー8.7%他。

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