取材速報(7):「Intersolar Europe」レポート グリッドパリティ前提のビジネスモデル

すでに、ドイツの電力市場では、再生可能エネルギーによる発電コストが既存の電力コストより安価となる「グリッドパリティ」を達成している。当然、「グリッドパリティ」を前提とした製品・サービス開発が行われている。
VIESSMANN社では、太陽光発電システムで発電した電気を、自家のヒートポンプ(暖房)や照明、家電の電源として、電力販売するよりも優先的に使うシステムを販売している。オプションで蓄電池に太陽光で発電した電気を貯めておいて、完全なオフグリッドで使用することもできる。これは、系統電源を使うよりも太陽光で発電した電気を自家使用した方が安上がりであること、つまり「グリッドパリティ」が前提となった製品である。
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