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駐車場の屋根でメガソーラー完成 千葉県の双葉電子工業の工場で

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駐車場の屋根でメガソーラー完成 千葉県の双葉電子工業の工場で

国光施設工業(東京都大田区)は、双葉電子工業(千葉県茂原市)の本社工場(千葉県・長生工場)の従業員用駐車場で、日本最大級のカーポート型メガソーラーを竣工させ、発電事業を開始した。

発電事業者は国光施設工業の100%子会社・国光エナジーサービス(東京都中央区)で、双葉電子工業より当該駐車場を太陽光発電事業の目的で20年間借り受ける形で実施する。

本システムは駐車場機能を損なわないため、システム設置後も双葉電子工業は従業員用の駐車場として利用を続けるので、通常の野立て(グラウンド)の太陽光発電事業と比べて土地の有効活用となる。さらに、太陽電池モジュールが屋根代わりとなるため、夏の強い日差しをよけて車内温度の上昇を防ぐ効果もあり、事業収入以外の副次効果も期待できる。

敷地利用面積約2.6ヘクタール(駐車台数約1100台)に最大出力約1.7MWの設備を設置し、年間発電量は約170万kWh(一般家庭約470世帯分)を見込む。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)を利用して発電全量を電力会社に売電する。欧米ではメガ級のカーポート型ソーラーはあるが、既存の駐車場を利用した1MWを超えるカーポート型メガソーラーの導入は国内では例がなく、日本最大級の発電所となる。

野立てを中心とした大規模なメガソーラーの適地が減り、またFITの買取価格低下、送電線の問題などもあり、国光施設工業は、今後は電力需要地である首都圏の工場地帯や商業地帯で駐車場の上空を有効活用したカーポート型メガソーラーの需要が増加すると考えている。

また、昨年発表された「東京都長期ビジョン」では、再生可能エネルギーによる電力利用を20%増加させるための具体的な施策として、駐車場上部空間を有効活用するソーラーカーポートの普及促進が挙げられており、今後はFITに頼らず、蓄電池を備え近接の工場やビルへ直接電力供給することも想定している。

国光施設工業は、環境経営戦略総研(東京都新宿区)と共にカーポート型太陽光発電システムの導入を、他の進行中案件とあわせて5MWを予定しており、2015年度中に10MWの導入を目標としている。今後も本事業において得られた知見や経験を活かし、工場の従業員駐車場や大規模商業施設駐車場の有効活用策 としてカーポート型メガソーラーを積極的に提案したい考えだ。

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