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大阪府、バッテリー関連の新ビジネス創出に補助金 5件が選定

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大阪府は、府内企業による蓄電池太陽電池燃料電池関連の事業化を支援する「新エネルギー産業(電池関連)創出事業」について、5件に対して補助金の交付を決定したと発表した。交付決定金額(総額)は28,493,000円。

今後、大阪発の新たなバッテリー関連ビジネスの創出を目指し、事業化に向け着実に支援を行っていく。

関西のポテンシャルを活かして世界へ

本事業において、府は大阪・関西の産業集積・ポテンシャルを活かし、電池(蓄電池、燃料電池、太陽電池)関連産業の国際競争力の強化に取り組んでいる。

この取り組みの一環として、府内企業による電池関連の事業化を促進するため、新たな研究開発や試作開発・実証、データ収集・試験分析・評価などの取組みに必要な経費の一部を対象とする補助事業を公募した。応募は8件あり、事業計画などについて審査をした結果、今回5件への補助金の交付を決定した。

採択理由として、大阪府新エネルギー産業振興施策審査会において、技術面での優位性や市場性、実現性等の観点から審査を行った結果、選定された事業計画について、府として適切であると判断したため、としている。

採択した計画名称、事業者名、計画の概要は以下のとおり。

硫化物ガラスを用いた全固体電池用材料の開発

事業者名

五鈴精工硝子(泉佐野市)

計画の概要

自社独自のガラス化技術を応用し、現行のグラファイトを主体とするものと比べ、高容量・高効率・高安全性などに優れた全固体電池の硫化物ガラス負極材を開発する。また、イオン伝導度が高く、化学的安定性も高い固体電解質の開発も行う。

移動用バッテリーを活用して交流三相動力電源のシステム試作開発

事業者名

EV ジャパン(豊中市)

計画の概要

送電線からの距離が遠い工事現場における工事用機器の電源用として、移動用バッテリーを活用し、送電線から離れた現場や密閉空間等でも使用できる移動式の交流三相動力電源の製品化をめざす。

二次電池診断器の研究開発

事業者名

ゴイク電池株式会社(大阪市)

計画の概要

これまで長時間かけて行っていた二次電池の性能チェックを、1秒以内で容量(Ah)と蓄電残量(%)の計測を可能とする、高精度二次電池診断器の研究開発を行う。さらに、この研究実績を基に、安全で適正な二次電池使用に関する応用展開を図る。

極限環境リチウムイオン電池の要素技術開発(2)

事業者名

日立マクセル(茨木市)

計画の概要

自動車のエンジンルームなどの高温環境下だけでなく、寒冷地の屋外環境下でも動作するワイド温度レンジ対応のリチウムイオン電池の製品化に向けた基礎検討を行う。

セキュリティ機能を備えた農業用大型マルチコプター用動力電池の試作開発

事業者名

八洲電業(大阪市)

計画の概要

テロ防止のために、マルチコプターの起動や電池の充電にセキュリティ機能を備えた、マルチコプター用動力電池を開発する。

【参考】
大阪府 - 「新エネルギー産業(電池関連)創出事業補助金」を交付決定しました

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