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色んな種類の小水力発電、環境省が性能を評価します ETV事業で2次公募

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色んな種類の小水力発電、環境省が性能を評価します ETV事業で2次公募

環境省では2015年度の環境技術実証事業のうち、中小水力発電技術分野において、今年度の実証対象技術の2次募集を行っている。公募締め切りは9月18日まで。

中小水力発電技術については、近年発電機等の製造に多種多様な企業等が参入してきており、その性能について、客観的な観点で実証等を行うことが課題となっている。これを受け、同省は2013年度よりこの分野での実証試験を実施してきた。

同公募で実証対象となる技術は、「水の位置エネルギー等を活用し、渓流、河川部、排水路などの流量と落差を利用して小規模、小出力の発電を行う技術等」で、おおむね出力100kW未満のもの。

具体的に想定される技術は下表のとおり。

システム全体

取水設備から水車、伝達機、発電機までを含む水力発電設備全体

取水導水設備

取水口、導水路、除塵機、水圧管等、水車入り口までの設備

水車

水のエネルギーを機械エネルギーに変換する装置

伝達機

増速機、べルト、軸受等、機械エネルギーを発電機に伝達する装置

発電機

機械エネルギーを電気エネルギーに変換する装置

開放型水車

上掛け、下掛け、らせん式、流水式など開水路に設置されるもの

水力学的分類の水車

衝動水車、反動水車、クロスフロー水車など水圧管・ケーシング・ ハウジグ内に水車が設置されるもの

その他

目的に合致する技術は幅広く対象とする

実証項目は、総落差・有効落差の算出、流量、発電出力の測定、運転時の発電出力と水位についてロガーを用いた一ヶ月の連続測定、騒音などの環境測定。

費用は、対象技術の環境保全効果の測定などの試験に係る費用は同省が負担する。ただし、実証対象製品の運搬、施工、撤去などについては、実施事業者の負担となる。実証試験の実施場所は、日本国内。
 
同公募の応募受付は、この分野の実証機関である小水力開発支援協会が行う。また、同事業では環境省より実証番号および「第3者機関が実証した性能をweb上で公開しています」と記載されたロゴマークが支給され、同技術の周知のために活用することが求められる。

同事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われず普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術の普及促進と、環境保全と環境産業の発展を目的とし実施される。

【参考】
環境省 - 中小水力発電技術分野における実証試験対象技術の2次募集

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