> > ウエストHD、香川県のため池に2.6MWの水上メガソーラー建設へ 国内最大

ウエストHD、香川県のため池に2.6MWの水上メガソーラー建設へ 国内最大

記事を保存

太陽光発電システムの施工等を手掛けるウエストホールディングスは18日、子会社のウエストエネルギーソリューションが、日本最大の水上メガソーラーを香川県高松市のため池に建設すると発表した。

本事業は、香川町川内原にある市のため池約25万平方メートルの一部を借り、水面に太陽光パネル約1万枚を浮かべるもので、出力は2,688kW。推定年間発電量は標準家庭約900世帯分の電力消費量に相当する。2016年7月の稼働を目指す。稼働後は同社子会社のウエストO&Mによって保守管理を行っていく。

この水上メガソーラーは、京セラグループが兵庫県加西市にある逆池に設置した2,300kWの水上メガソーラーを大幅に上回り、水上型の太陽光発電所としては、少なくとも国内最大となる見込み。なお、京セラグループが設置した加西市の水上メガソーラーは2016年6月時点で発電を開始しており、2015年5月11日時点において水上設置型では世界最大(京セラ調べ)。

佐賀県・福岡県でも水上ソーラー事業を展開

ウエストエネルギーソリューションは、メガソーラーにおけるEPC(設計・調達・建設)事業等を手掛ける。同社は、佐賀県杵島郡白石町においても、今年6月に同町と締結した基本協定に基づき、町有の貯水池に水上メガソーラーの建設を進めている。

本事業は、白石町が所有する有明貯水池の水面約3haにパネル約9500枚を並べるもので、発電出力は約2.3MW、推定年間発電量は約2400MWhで、一般家庭約720世帯分の電力消費量に相当する。2016年1月から稼働させる予定。白石町には水面使用料として年約250万円のほか、法人町民税などが入る見通し。

また、同社は、福岡県田川郡福智町とも7月に協定を締結し、同町内の朝倉池へ約500kWの太陽光発電システムを設置を進めている。福智町は収入として、賃借料および 固定資産税、法人町民税で年間約376万円を得ることとなる。水上ソーラーは福岡県では初めての建設となる。12月より稼働をする予定。

水面を有効活用した取組みとして注目

農業用のため池等を利用した水上ソーラーは、水面を有効活用した、新たな太陽光発電の設置場所として注目されている。自治体などには、発電事業者に水面を貸し出すことで、賃貸料が得られるなどのメリットもある。また、水上に設置した太陽光発電は、冷却効果により、地上や屋根に設置した場合と比べて、高い発電量が期待されている。さらに、太陽電池モジュールが水面を覆う効果で、貯水の蒸発量の軽減や藻類の異常発生の防止にも役立つといわれている。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.