環境ビジネス編集部
最終更新日: 2015年12月03日
IHI(東京都江東区)は、新日鐵住金(東京都千代田区)の釜石製鐵所内にある石炭焚火力発電所(出力149MW)において、純国産木質ペレット燃料を用いて、熱量比率25%・重量比33%のバイオマス混焼を実証したと発表した。今後は、この成果を活かして実機設計を行い、2017年度の商用運転開始を目指す。
今回実証された燃焼方式は、既存の発電設備に小規模な改造を加えることで、現状数%程度に留まっているバイオマス混焼率を格段に引き上げることができ、混焼比率を50%以上としてCO2排出原単位半減することも技術的に可能だという。今後、国内で稼働している多くの石炭火力発電所に適用されることが期待される。
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