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ベトナムの病院に最新エアコン導入、約35%の省エネ効果 経産省のJCM案件

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ベトナムの病院に最新エアコン導入、約35%の省エネ効果 経産省のJCM案件

経済産業省は、二国間クレジット制度(JCM/Joint Crediting Mechanism)署名国であるベトナムにおいて、NEDOが実施中の「グリーンホスピタル促進事業」が、JCMプロジェクトに登録されたと発表した。

本事業は、ベトナムの2つの国営病院にインバーターエアコンを約1,000台導入し、それらを効率的に連携制御するエネルギー・マネジメント・システム(EMS)を用いた技術実証と温室効果ガスの排出削減効果の検証を行うもの。病院全体の省エネ効果は約35%を見込んでおり、併せて院内空気質の改善も図る。

国営病院における省エネ/環境改善によるグリーンホスピタル促進事業

対象国

ベトナム社会主義共和国

プロジェクト実施者

NEDO(三菱電機株、三菱商事、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に委託)

GHG排出削減量

574t-CO2/年(見込み)

予算規模

約6.0億円(予定)

事業期間

2013年度~2017年度(予定)

本プロジェクト概要図

本プロジェクト概要図

ベトナムの「省エネラベル制度」と連携

ベトナムは、2013年から、冷蔵庫やエアコンなどの家電製品に省エネ性能を示すラベルの貼り付けを義務付ける、省エネルギーラベル制度を導入し、省エネ製品の普及を図っている。NEDOは、2014年8月にベトナム商工省(MOIT:Ministry of Industry and Trade)と基本協定書(MOU)を締結し、病院全体の省エネルギー化に向けたエネルギー・マネジメント・システムの実証事業を進めてきた。

本事業では、2015年度から2017年度にかけて、実証運転の実施によるデータの評価・検証を実施する。また、JCMの制度下での排出削減量のモニタリング・検証を合わせて行う。加えて、ベトナム商工省とは、同国で始まった省エネルギーラベル制度で、本実証事業で導入するインバーターエアコンの性能評価を行うとともに、ベトナムにおけるグリーンホスピタルのモデルづくりなど、普及促進に向けた活動を展開する。

経産省で初のJCMプロジェクト

JCMは、日本の技術を途上国に導入して温室効果ガスを削減、その一部を日本の削減分に繰り入れる制度。2013年にJCMを開始して以来、多くは環境省によってプロジェクトが登録されているが、経済産業省によるNEDOを通じた実証事業としては初のプロジェクト登録となる(11月30日付登録)。

JCMは外務省、経済産業省、環境省の三省で関心国と二国間協議を進めており、これまでの計16か国と署名をしている。経済産業省では、具体的なプロジェクトの組成に向け、実現可能性調査や実証事業等を実施している。

【参考】
経済産業省 - ベトナムにおける二国間クレジット制度(JCM)のプロジェクトが登録

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