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電力会社4社も続けて新・電力料金を発表 北海道電力は「融雪用」電力など設定

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電力会社4社も続けて新・電力料金を発表 北海道電力は「融雪用」電力など設定

北海道電力・東北電力・関西電力・九州電力などの地方電力会社4社は、4月の電力自由化に向けた料金プランを発表した。

各社の電力サービス特徴

北海道電力

北海道電力(北海道札幌市)は新たに時間帯や融雪用などを選択できる料金プランを公表した。時間帯では、23~7時の夜間料金を割安に設定できる「ドリーム8」や13~18時の電力使用を他の時間帯にシフトできる「eタイム3」などを選択できるようになった。

また、融雪のために毎日16~21時を除く時間帯で融雪用電力を使用できるようになる「ホットタイム19」など、地域のニーズに応じたプランも選べるようになる。

関西電力・東北電力

関西電力(大阪府大阪市)・東北電力(宮崎県仙台市)は、新たにポイントサービス運営会社との提携を発表。「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティマーケティング(東京都渋谷区)、「WAON」ポイントを運営するイオンリテール株式会社(千葉県千葉市)などと提携した。2016年4月1日(金)より、両社が展開する電力使用量のお知らせ照会サービスの会員向けに提供するポイントから、両ポイントのほか、様々なポイントサービスへの交換が可能になる。

電力料金プランについては、関西電力では新たに夜間(22時~翌朝8時までの10時間)の電力を安く設定した「eスマート10」プランを発表。ひと月あたりの電力使用量が550kWh(従量電灯A)、年間の使用量が6,600kWh程のユーザーなら、電気の使用状況により年間で約3,700円~約6,900円お得になる。また、屋内電気設備のトラブルに駆け付け対応するサービスなども開始する。

関西電力はブレーカーが落ちる、漏電が心配などの場合に無料で原因を調査する

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東北電力はオール電化住宅を想定した「よりそう+シーズン&タイム」を発表。新築やリフォームで、エコキュートやエアコンなどのヒートポンプ機器を導入した場合にメリットがある。契約電力が8kVA、月の平均使用電力量が約970kWh、夜間電力使用率が57%であると仮定すると、通常の夜間電力割引プランである「よりそう+ナイト8」プランと比較し、電気料金が年間約19,700円少なくなる見込み。(約22,500円/月→約20,850円/月)

東北電力「よりそう+シーズン&タイム」の料金設定イメージ(※冬季)。

東北電力「よりそう+シーズン&タイム」の料金設定イメージ(※冬季)。
タイマー設定やエコキュートなどの機器使用など、オール電化住宅を想定する

九州電力

九州電力(福岡県福岡市)は家庭や商店向けの新料金プランとして「キレイライフプラス」を展開する。「キレイライフプラス」は「スマートファミリープラン」・「電化でナイト・セレクト」・「スマートビジネスプラン」の3プランから選ぶことができる。

「スマートビジネスプラン」はスマートファミリープランと同様、電力を大量に消費する商店にとってお得だ。月の電力使用量が550kWh以上なら、年間約16,000円割安になる。

スマートビジネスプランでは、電力使用量が少ないと逆に損してしまう

スマートビジネスプランでは、電力使用量が少ないと逆に損してしまう

「スマートファミリープラン」は使う電力が多ければ多くなるほど料金が安くなるプラン。500kWh以上使う家庭なら年間約2,500円安くなる。

「電化でナイト・セレクト」では、夜間時間が選択でき、しかもその夜間時間は料金が安くなるというもの。エコキュートやIHクッキングヒーターなどのオール電化と組み合わせることで、電化料金を最大年間約90,000円割安にすることができる。

さらに、新サービスとして、毎月の電気ご使用量に応じてポイントを加算し、抽選で賞品があたるポイントサービスなどを順次導入していく。


電力自由化に向けて多くの企業が新電力プランを展開しており、動きが活発化している。各地方電力会社も例外ではなく、今後の展開が期待されている。

【参考】
北海道電力 - 4月からの電気料金メニューのお知らせ
九州電力 - 「新料金プラン」始めます

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