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環境省のグリーンファンド、静岡県掛川市の風力発電事業へ5.9億円出資

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環境省のグリーンファンド、静岡県掛川市の風力発電事業へ5.9億円出資

環境省は14日、低炭素社会の創出と地域活性化に貢献するプロジェクトに投資するグリーンファンドについて、グリーンファイナンス推進機構が、日本風力開発(東京都港区)の計画する風力発電事業に5.9億円の出資を決定したと発表した。

本プロジェクトは、静岡県掛川市において、日本風力開発がこれまで培った風力発電事業の経験やノウハウを活用し、地元と連携して再生可能エネルギーを導入するもの。本プロジェクトのSPC(特別目的会社)である掛川風力開発が設置する風力発電(出力13,800kW)は、2018年春の春の完成を予定。本事業によるCO2削減効果は13,298t-CO2/年を想定している。

同機構は、本事業が掛川市の環境政策と合致する取組みであるとともに、地域との連携により地域活性化効果が見込まれること、本事業への出資が民間資金の呼び水となることに鑑み、出資を決定した。

評価した点として、具体的には、掛川市では地域社会が一体となり「環境日本一」を目指して再生可能エネルギー導入量に具体的な計画を掲げており、本プロジェクトは掛川市としても成功が望まれていること/事業予定地周辺の地域住民や地元自治会との協力のもと、開発が進められており、一部の工事は地元企業への発注が予定され、また、SPCから地域へ協賛金も支払うことから地域活性化効果が見込まれていること/二酸化炭素の排出の抑制・削減に寄与すること、をあげる。

スキームとしては、本プロジェクトのSPCである掛川風力開発に、メインスポンサーである日本風力開発が6.1億円、同機構が5.9億円を出資する。SPCはこの資金を利用し、EPC(設計・調達・建設)を中心に地域建設業者等を活用しつつ、風力発電所を建設する。また発電電力は中部電力へ売電する。融資は地域金融機関の参加を視野に資金を調達する予定。

今後も出資案件を募集

「グリーンファンド」とは、環境省が所管する「地域低炭素投資促進ファンド創設事業」により設置された基金を活用した投資ファンドで、出資という形で地域において低炭素化プロジェクトを推進する事業者等を支援している。本事業の執行団体として、一般社団法人グリーンファイナンス推進機構が採択されている。

今般、グリーンファイナンス推進機構にて、本ファンドによる出資申請のあったうち、本プロジェクトについて、第三者の専門家からなる審査委員会での審査を経て、出資を決定した。

今後も出資案件の募集を続けるとともに、技術類型、事業者の特徴、地理的なバランス等も考慮し、予算の範囲内において出資決定が行われる予定。

【参考】
環境省 - 地域低炭素投資促進ファンド事業に係る出資案件の決定について

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