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EVの使用済み蓄電池で太陽光発電の電力安定化 新潟県が実証事業者を公募

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新潟県は、電気自動車の普及に伴い、今後の再利用が期待される使用済み電池を活用して、太陽光発電電力の安定供給を実証する事業者を公募する。

電気自動車の使用済み電池を用いた蓄電池システム

事業名は「再生可能エネルギー電力安定化研究業務」。事業内容は、使用済みの電気自動車電池を用いて太陽光発電に利用できる蓄電池システムを構築して安定的な電力供給を実現できるかどうかを実証すること。委託費用は1400万円以内。事業期間は契約締結の日から2017年3月31日まで。

具体的には、以下の内容を実施すること。

  1. 実証設備の設置(太陽光発電設備(パワーコンディショナ、架台含む)、電気自動車の使用済み電池を利用した蓄電池システム 他)
  2. 実証設備の運用、データ収集・分析、費用対効果等の検証
  3. 関連分野における企業参入の可能性等の検討

新潟県内の企業を募集

公募の対象者は、同事業を遂行する能力を有し、以下の項目に当てはまる法人または共同企業体。共同企業体・法人どちらの場合も、構成員の1法人以上が新潟県内に主たる事業所を有すること。電気自動車の使用済み電池を調達し、活用した実績(実証含む)を有すること。太陽光発電設備の運営実績を有すること。

同事業への応募希望者は、参加申込書を2016年4月1日(金)17時15分までに新潟県産業労働観光部・新エネルギー資源開発室まで提出すること。また、その後は企画提案書ほか必要書類を4月15日(金)までに提出すること。

現地見学できる説明会も

また、新潟県内では現地説明会が開催される。開催日時は2016年4月4日(月)13時30分から。場所は新潟県工業技術総合研究所(新潟市中央区鐙西1-11-1)。この説明会の見学の最中に、実証設備設置場所の図面等を閲覧することができる。参加者は1法人につき2名まで。

電気自動車のバッテリーの再利用化を巡る背景

電気自動車の電池(バッテリー)は、使い続けていくうちに電池容量が低下していく。たとえば、日産では全体の容量が4分の3以下になると、無償でバッテリーを修理または交換するサービスを実施している。しかし回収された電池も、電池としての機能を有していることに変わりなく、その再利用方法として、再生可能エネルギーの蓄電池システムが注目されている。

新潟県は、再生可能エネルギーの導入拡大にあたって、電力の安定化を効率的に実施することを目的に、同事業を実施することに決めた。

【参考】
新潟県 - 電気自動車の使用済み電池を用いて、太陽光発電電力の安定供給を実証する事業者を公募

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