ビルのデマンドレスポンス実証実験、最大16.8%の電力を削減 室温も維持

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※画像はイメージです
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川崎市とアズビル(東京都千代田区)は、電力利用合理化の取組として、2016年1~2月にかけて3日間にわたり、川崎御幸ビル(川崎区砂子)の冬季使用電力のデマンドレスポンス(DR)の実証を行った。その結果、空調設備の電力消費削減により、ベースライン(基準値)に対して最大で16.8%の消費電力削減を達成した。

ピーク電力を予測して遠隔制御により電力消費を削減する実証試験

  • 実施日:2016年1月20日、2月4日、2月22日
  • 場所:川崎御幸ビル(川崎区砂子1丁目8番地9)
  • 実施時間:午前10~11時、午後4時~5時(1日2回)

同実証試験は、アズビルがピーク電力を含む電力需要を予測し、アズビルの集中管理センターからBEMSを通じて自動デマンドレスポンスの依頼が発行され、遠隔制御によってビルの空調機の電力消費を削減するというもの。

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