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中部ガス、発電事業の新子会社で木質バイオマス発電 主にPKS使用の22MW

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サーラグループの中部ガス(愛知県豊橋市)は11日、新たに発電事業を担う連結子会社「サーラeパワー」を、関係会社のガステックサービスと共同で設立すると発表した。新会社では、約100億を投じて木質バイオマス発電所を建設・運営し、発電した電力は固定価格買取制度(FIT)を活用して売電を行う。

また、東三河地域や遠州地域などの未利用材を活用し、電力の地産地消と地域連携ネットワークの構築を目指すとともに、天然ガスを利用した発電等、エネルギー事業を主力とするサーラグループの強みを生かした事業を展開していく。

中部ガスは、電力小売りの全面自由化を受けて、連結子会社である電力事業会社「サーラeエナジー」を通じて、家庭向け電力の販売を開始している。地域の総合エネルギー企業としてガス事業を中心に電力事業を強化し、顧客の多様なニーズに応える企業を目指し、さらなるサービスの拡充に取り組んでいく考えだ。

発電事業を行う新会社の名称は「サーラeパワー」。設立日は2016年6月21日を予定。資本金は300万円。出資比率は、中部ガスが60%、ガステックサービスが40%。

建設する木質バイオマス発電所の発電規模は22,100kW。年間発電量は約1億5,000万kWhで、一般家庭約4万世帯分に相当する。建設予定地は豊橋市の臨海部。2016年内に着工、2018年末完了、2019年4月に本稼働する予定。

主燃料は主にPKS(パーム椰子殻)など輸入材で、副燃料として、東三河、遠州など同地域の間伐材等林地残材および製材端材やC・D材等の一般木材を使用する。

サーラグループについて

サーラコーポレーション、中部ガスおよびサーラ住宅と、その子会社を含めた41社で構成されるサーラグループは、愛知県東部と静岡県西部を地盤として、都市ガス、LPガス等のエネルギー供給事業、戸建住宅の建設・販売事業、設備・土木・建築事業等を展開する。

新電力「サーラeエナジー」は、中部ガスとサーラコーポレーションが設立。中部ガスとガステックサービスは、愛知県東三河地域、静岡県西部地域を中心に、静岡県中部・東部地域や関東エリアにおいて、約50万件の顧客へと都市ガス・LPガスを供給している。電力小売り事業では、エネルギー事業やサーラグループの各種サービスを通じて築いていた顧客をベースに、家庭向け電力の供給する。

また、サーラコーポレーションは、中部ガスとサーラ住宅を7月に完全子会社化する予定だ。サーラグループが一体となって事業を行うことが、持続的な成長のために必要であるという認識の下、迅速な意思決定と機動的な事業展開を行うことができる資本関係に再編すると説明している。

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