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埼玉県の下水汚泥、メタンガスに変えてバイオガス発電

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埼玉県の下水汚泥、メタンガスに変えてバイオガス発電

消化ガス発電スキーム図

埼玉県は25日、下水処理施設の元荒川水循環センター内(桶川市)において、大原鉄工所東京支店(東京都文京区)が下水汚泥から発生するガスを活用した発電事業に着手すると発表した。発電事業は2019年4月1日から開始する予定。

同県下水道局は、下水汚泥の減容化等を目的として、汚泥消化槽の建設を進めている。汚泥消化槽では汚泥を減容化する過程で、メタンガスを主成分とする消化ガス(再生可能エネルギー)が発生する。そこでこの事業では、大原鉄工所が埼玉県からこの消化ガスの供給を受け、固定価格買取制度を活用した発電事業を行う。また、同社は、元荒川水循環センター内において埼玉県が貸し付ける事業用地に発電施設を建設して事業を行う。

埼玉県は、下水汚泥由来のガスという未利用資源を有効活用し、消化ガスの売却や有償による土地貸付等により新たな収入が得られるというメリットがある。

埼玉県はこの事業の事業者を公募型プロポーザル方式により募集、大原鉄工所東京支店を優先交渉権者として決定し、2015年12月に基本協定を締結していた。

今後、発電施設の設計・建設を、2016年7月25日から2019年3月31日まで実施。発電事業は2019年4月1日から2039年3月31日まで行う。

建設する発電機設備の総容量は400kW。年間発電予定量は270万kWh(一般家庭500世帯相当)。この事業による二酸化炭素の削減効果として、年間1,300トンの削減(一般家庭240世帯相当)を見込んでいる。

大岡鉄工所(新潟県長岡市)は、環境機器メーカーとして、リサイクルプラント機器、バイオガス発電設備、下水処理設備などを手掛ける。また、日本で唯一の雪上車メーカーとして、種々多様な応用モデルを開発している。

【参考】
埼玉県 - 下水汚泥から発生するガスを活用した発電事業が開始されます

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