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2015年、エネルギーに使われた木材チップは719万トン 林野庁の速報レポート

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2015年、エネルギーに使われた木材チップは719万トン 林野庁の速報レポート

農林水産省林野庁は24日、2015年にエネルギーとして利用された木質バイオマスのうち、木材チップの量は全体で719万トンとなったと発表した。このうち、「間伐材・林地残材等」に由来する木材チップは123万トン、「製材等残材」に由来する木材チップは152万トン、「建設資材廃棄物」に由来する木材チップは431万トンだった。

「輸入されたチップ」および「輸入丸太を用いて国内製造(輸入した丸太をすべてチップにした場合)」に由来するチップはゼロだった。単位は絶乾トン。絶乾とは、絶乾比重(含水率0%)に基づき算出された実重量を指す。

これは、今年から開始した「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」において、木材チップの量について調査結果(速報)を取りまとめたもの。2015年の調査では、調査対象とした全国1,362事業所のうち、1,294事業所から回答があった。回答率は95%だった。

なお、調査結果のうち、木材チップを含む木質バイオマス利用量の確定値と、事業所の概要、設備の利用動向、公的補助の活用状況については、本年12月に公表する予定。

「間伐材・林地残材等」に由来する木材チップ、トップは宮崎県

2015年にエネルギーに利用された「間伐材・林地残材等」に由来する木材チップ123万1,358トンに対して、参考で示された2014年木材チップ利用量(林野庁業務調査により把握した数値)は72万7,703トン。

都道府県別にみると、トップは宮崎県で18万2,202万トン(前年比4.7倍)、2位は岐阜県で11万4,551万トン(前年比18.5倍)、3位は島根県で8万9,934万トン(前年比1.7倍)。一方、17の県が前年比より減少、東京、大阪は「皆減」となっている。

木質バイオマスエネルギー利用動向調査について

「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」は、木質バイオマスのエネルギーとしての利用動向を把握するため、木質バイオマスを利用している発電機およびボイラーを有する事業所を対象として、事業所の概要、設備の利用動向、公的補助の活用状況、木質バイオマスの利用量を調査するもの。

木質バイオマスとは、バイオマス(動植物に由来する有機物)のうち木質であるものをいい、具体的には、木材チップ、木質ペレット、薪、木粉(おが粉)等を指す。

【参考】
林野庁 - 「平成27年 木質バイオマスエネルギー利用動向調査」の結果(速報)について

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