環境省、岩手県での風力発電事業に意見 イヌワシに影響ある場合は見直しを
環境省は13日、グリーンパワーインベストメント(東京都港区)が、岩手県において計画している、大規模な風力発電所を新設する事業に係る環境影響準備書に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
環境大臣意見では、この事業により、絶滅のおそれのある希少猛禽類のイヌワシへの重大な影響を懸念し、その影響を回避するため、風力発電設備の6号機については、事業実施前に飛翔状況調査・植生調査を行い、餌場の利用阻害およびバードストライクの発生が回避できると専門家が判断する場合以外は設置の取りやめを含む抜本的な見直しを行うこと、また、イヌワシのバードストライクが発生した場合には、その風力発電設備の稼働を停止すること等を求めている。
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