> > 電源不要、導入2時間 農業向け自立型の土壌センサ+無線LANの実験スタート

電源不要、導入2時間 農業向け自立型の土壌センサ+無線LANの実験スタート

記事を保存
電源不要、導入2時間 農業向け自立型の土壌センサ+無線LANの実験スタート

無線LANアクセスポイント ポジモ(写真左)と土壌センサー EDYN(写真右)

イノテック(神奈川県横浜市)と、ネクステック(北海道札幌市)、岩崎(北海道札幌市)は10月12日、岩崎の保有する敷地で、外部電源を使わずに土壌データの収集・蓄積する実験を開始すると発表した。

太陽光発電の電力だけで長時間データ測定

今回の実験では、ネクステックの無線LANアクセスポイント兼中継器「ポジモ」と、イノテックが国内で販売する土壌センサー「EDYN」を利用する。

「ポジモ」は太陽電池とリチウムイオン電池を備え、屋外で外部電源無しで連続活動が可能な中継器。日照が無くても5日間は稼働し、理想的な環境下での使用なら3年は電池部分を交換せずとも使用できる。中継可能な距離は最大100mほど。

米ベンチャーEDYN社の「EDYN」は土壌のEC値(電気伝導率)や水分量・周囲の温度と湿度、そして光量を1つのセンサーで測定できる。小さな太陽電池とバッテリーを内蔵しており、曇りの日が続いても約2週間ほど稼働する。

EDYN社による紹介ビデオ

今回の実験でシステムの導入に要した時間は2時間程度。なお、無線LANアクセスポイント「ポジモ」と土壌センサー「EDYN」はそれぞれ、10月12日から幕張メッセで開催されている展示会「農業ワールド」に出展している。

農業でのICT、期待される可能性

農業においても、ICTの利活用には期待が高まっている。

クボタ(大阪府大阪市)は農薬散布用ドローンの開発を開始し、2017年夏からモニター販売を開始する予定だ。さらに、クボタは粒剤・鉄コーティング種子散布対応機も開発を進める予定で、農業分野でのドローンの活用が期待されている。

MOVIMAS(東京都新宿区)は農業分野におけるICTを推進するため、「MOVIMAS AGR」というIoTサービスの提供をしている。「MOVIMAS AGR」は気温・湿度・日射量・気象情報といった基本的な環境計測機能を実装している。さらに、利用者へのデータ閲覧機能やアラート通知機能を提供している。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.