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植物工場、葉酸やビタミンKなど豊富な野菜 「未病」対策食材としてブランド化

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植物工場、葉酸やビタミンKなど豊富な野菜 「未病」対策食材としてブランド化

今回採用されたキュアリーフ™葉酸

三菱化学(東京都千代田区)は10月13日、完全人工光型植物工場システム「Plant Plant™」で生産された「キュアリーフ™葉酸」が、ABC Cooking Studio(東京都千代田区)が開催する「未病を改善する」1dayレッスンメニューの食材として採用されたと発表した。

収穫から放送までを全て自動化する「Plant Plant™」

「Plant Plant™」は、LED照明や自動化設備など、三菱化学が有する関連技術を全て搭載した植物工場。

LED照明の光で植物の光合成を促す完全人工光型で、光のほかにも温度・湿度・養分などの育成環境を最適な状態に制御することにより、気候に左右されることがなく、年間を通じて同じ品質の野菜を栽培できる。また、収穫から混合・計量・包装などを全て自動化し、土と農薬を使わずに栽培しているので、洗わなくても食べることが可能だ。

植物工場内の写真

植物工場内の写真

「未病」の普及と対策に! キュアリーフ™葉酸の効能

今回採用された「キュアリーフ™葉酸」は「PlantPlant™」で栽培した3種のベビーリーフミックス。「PlantPlant™」で栽培しているベビーリーフは一般の野菜に比べビタミンA・ビタミンK・カリウム・葉酸の栄養素が豊富で、年間を通じて栄養素の濃度が一定に保たれる。

また、ビタミンKは特に豊富なため、「キュアリーフ™」は食品衛生法に定める「栄養機能食品(ビタミンK)」として提供でき、葉酸は妊婦と胎児の健康だけでなく、一般的に貧血防止や細胞の生成を助ける働きもあり注目を浴びている。

ヘルスケア分野などでブランド力の定着を

「PlantPlant™」は、高い技術力による安定的かつ効率的な生産が評価され、2015年10月に神奈川県の「ME-BYO BRAND」に認定された。

神奈川県は健康と病気の間である「未病」の認知向上、対策推進をはかっており、「ME-BYO BRAND」として未病産業分野における商品・サービスの認定を推進している。

2016年10月12日~14日にかけては神奈川県で「MI-BYOサミット」も開催され、味の素(東京都中央区)やイオン(千葉県千葉市)、TOTO(神奈川県茅ヶ崎市)も参加するなど、ヘルスケア分野の推進において注目が集まっている。

10月13日には差別化ができなかったなどの理由で東芝の植物工場の年内閉鎖が発表されており、今後植物工場を経営する事業者は、ヘルスケア分野への参入など自社工場の差別化を図る必要がある。

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