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人工光合成のエネルギー変換効率をアップ 富士通が開発した新材料

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富士通研究所(神奈川県川崎市)は、7日、人工光合成における太陽光のエネルギー変換反応を高効率化する新しい薄膜形成プロセス技術を開発したと発表した。

人工光合成は太陽光と水とCO2を用い、酸素と水素、有機物などの貯蔵可能なエネルギーを人工的に生成する技術。今回開発されたのは、この技術で使われる明反応電極において、酸素の発生効率を100倍以上向上させる新しい薄膜形成プロセス技術だ。これにより、人工光合成による貯蔵可能な生成エネルギー量の向上がのぞまれる。

これまでは光励起材料の密度が低かった

水素や有機物など貯蔵可能なエネルギーを人工的に生成するためには、太陽光のエネルギーを用いて光励起材料から反応電子を効率よく取り出し、加えて電極において、効率的に水やCO2と化学反応させることが必要だ。

現在は、太陽光と水が反応する明反応の電極において、半導体材料や、比較的大きい粒子状の光励起材料を、密度の低い構造で固めた材料が用いられているが、太陽光の中で利用できる波長の範囲が狭いことから、化学反応に十分な電流量を取り出すことが困難であるという課題があった。

(※全文:1421文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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