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「群馬県川場村産のバイオマス電力、買いませんか?」 世田谷区が募集中

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「群馬県川場村産のバイオマス電力、買いませんか?」 世田谷区が募集中

東京都世田谷区は、群馬県川場村において木質バイオマス発電で作られた電気を購入する区民を募集している。募集するのは区内在住の40世帯程度。募集期間は1月16日(月)まで。5月上旬より電気の供給を開始する予定。購入希望者を対象とした説明会を1月14日(土)に開催する。

同区は、自然エネルギーの活用拡大を目指して、2016年2月に川場村と「川場村における自然エネルギー活用による発電事業に関する連携・協力協定」を締結。全国で初めての地方と都市の自治体間連携により自然エネルギーを活用する仕組みづくりを進めてきた。この度、川場村産電気を区民向けに販売する仕組みが整ったことから、購入者の募集を開始した。

購入者の募集は同区が行い、川場村産電気の販売は、世田谷区に所在する小売電気事業者、みんな電力(世田谷区)が行う。同社は、公募により本事業の小売電気事業者に選定された。同区は、その理由について、多くの小売電気事業者が低コストを最大の売りに電気を販売する中で、電気の質にこだわり、再エネ電源による電気の販売に力を入れている企業理念が本事業の主旨と合致したと説明している。

川場村産電気の購入を希望する区民は、みんな電力と電気の需給契約を締結する。みんな電力は、川場村にあるウッドビレジ川場が運営する木質バイオマス発電所(45kW)で発電した電気をFIT制度を利用して購入し区民へ販売する(FIT電気)。料金は従量料金として1kWhあたり24.54円のほか、月額で託送料金10Aあたり140.4円、「応援料」を含むサービス利用料500円がかかる。

みんな電力 電気料金のスキーム

電力の購入者は再エネ利用の取り組みを進める川場村へ「応援料」も払うことになる

なお、区民が購入する電気は一般送配電事業者の送電網を介して供給されるものであり、川場村産の電気が直接供給されるものではない。

応募希望者を対象とした説明会は1月14日(土)15時より、世田谷ものづくり学校(世田谷区池尻)にて開催する。事前申込みは不要。当日は直接会場へ。

ウッドビレジ川場について

ウッドビレジ川場は、川場村の木材コンビナートの運営を目的に、川場村や利根沼田森林組合、清水建設などが出資して設立された第3セクター。製材事業の他、バイオマス発電事業、農業事業の運営を行っている。

現在は、製材所にて木材の一次加工品や未利用木材を使用した木質チップを製造し、販売している。ここで製造されたチップを燃料とする、木質バイオマス発電所(45kW)を4月上旬の稼働を目指して準備中である。なお、発電の際に発生する廃熱は、農業ハウスの冬期の暖房用に有効利用する予定。

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