北陸電力、太陽光発電の接続可能量オーバー 新規接続は出力制御の補償ナシ

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太陽光出力制御見通し
 指定ルール太陽光の出力制御見通し算定結果(H28.11.25 公表値)
 (太陽光110万kW、風力59万kWを前提)
太陽光出力制御見通し 指定ルール太陽光の出力制御見通し算定結果(H28.11.25 公表値) (太陽光110万kW、風力59万kWを前提)

北陸電力は23日、太陽光発電設備の接続申込量(接続済みを含む)が、年間30日等の出力制御枠が適用となる、接続可能量110万kWを突破したと発表した。1月24日以降に接続契約申込みをする事業者は、指定電気事業者制度により、出力制御に対する補償がない「指定ルール」による接続契約となる。

同社の太陽光発電設備の接続可能量(30日等出力制御枠)は、2016年11月に開催された国の新エネルギー小委員会の第9回系統ワーキンググループ(系統WG)における検証結果に基づき、110万kWと設定している。またこの時点での接続申込量(接続済みを含む)は104万kW程度だった。

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