> > 東北電力、風力発電の接続可能量オーバー 新規接続は出力制御の補償ナシ

東北電力、風力発電の接続可能量オーバー 新規接続は出力制御の補償ナシ

 印刷 記事を保存
東北電力、風力発電の接続可能量オーバー 新規接続は出力制御の補償ナシ

東北電力は3日、2月2日時点における風力発電設備の接続申込み量(接続済みを含む)が、年間720時間の出力制御枠が適用となる、接続可能量251万kWを突破したと発表した。

これにより、2月3日以降、風力発電設備の接続を希望する事業者は、指定電気事業者制度のもと、年間720時間を超えた無補償での出力制御(指定ルール)に同意することを前提に、系統連系の申込みを行うことになる。

同社系統への風力発電設備の接続可能量(30日等出力制御枠)は、2015年11月10日に開催された、国の新エネルギー小委員会第7回系統ワーキンググループにおいて、251万kWと決定されている。30日等出力制御枠は、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)で認められている、太陽光発電設備は年間30日等・風力発電設備は年間720時間等の出力制御の上限内で系統への接続が可能な量のことをいう。

また、同社は、2015年12月16日に、同社系統への風力発電設備の連系に関して、経済産業大臣から、FIT制度に基づく指定電気事業者に指定されている。指定電気事業者とは、接続申込み量が接続可能量(30日等出力制御枠)を超過した場合には、年間30日(720時間)の出力制御の上限を超えた無補償の出力制御を前提として、再生可能エネルギーの系統への連系ができるよう経済産業大臣から指定された一般電気事業者をいう。

風力の出力制御見通しはプラス50万kWで制御率4.9%

同社は、第9回系統ワーキンググループ(2016年11月25日)において、指定電気事業者制度下における風力の出力制御見通しを示している。

これによると、251万kWを超えた連系量に対して、+50万kWで制御時間は591時間、制御率は4.9%、+100万kWで制御時間は792時間、制御率は6.6%、+150万kWで制御時間は993時間、制御率は9.6%と算定している。

同社は、引き続き、風力発電設備の出力制御日数や時間の低減に向け、出力予測技術の精度向上に向けた検討等を進めていくとしている。

同社は、太陽光発電設備についても接続可能量(30日等出力制御枠)552万kWを突破しており、FIT制度に基づく指定電気事業者に指定されている。

風力発電設備

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.