> > 太陽光発電・風力発電の「公平な」出力制御ルールを示したガイドライン案

太陽光発電・風力発電の「公平な」出力制御ルールを示したガイドライン案

 印刷 記事を保存
太陽光発電・風力発電の「公平な」出力制御ルールを示したガイドライン案

資源エネルギー庁は2月16日、再エネ特措法において出力制御を受ける、太陽光発電風力発電事業者間の公平性を確保するためのルールをまとめたガイドライン案に対する意見募集(パブリックコメント)を開始した。

このガイドライン案では、「出力制御の機会の公平性の考え方」において、出力制御ルールの分類毎にグループ分けを行った上で、年度単位で出力制御の機会が均等となるように順番に出力制御を実施すること、また、結果的にすべての電源が均等に出力制御されない場合も、手続上の公平が確保されている限りにおいて、国が求める「公平性」に反することにはならない等の考えが示されている。

そのほか、「出力制御を行った場合に一般送配電事業者が行う情報の公表」、「一般送配電事業者等が行う『系統情報の公表の考え方』に基づく出力制御に関する情報の公表」、「広域機関が行う検証」、「今後の検討」についてまとめている。

出力制御を経済的に調整する新手法を検討へ

「今後の検討」において、実際の出力制御は柔軟に出力制御が可能な大規模の設備に限定し、出力制御を経済的に調整する手法について取り上げている。規模も運営主体も異なる多数の再生可能エネルギー発電設備に対して、同じ時間数を出力制御することには課題があり、その解決策として位置付けている。

またこの手法を活用することにより、今後出力制御が起きる際に、住宅用太陽光発電等の小規模電源の出力制御の頻度を減少させ、物理的な制御の実運用を効率化できると考えている。なお、この手法については、逸失電力量の算定方法、買取価格の異なる電源間の調整方法等について、引き続き実務的な検討が必要であり、総合資源エネルギー調査会の審議会等において議論していく。

意見募集は3月17日まで

再エネ特措法における出力の抑制については、新エネルギー小委員会 系統ワーキンググループ等の議論において、「出力制御を受ける発電事業者間の公平性」および「効率的な出力制御のための柔軟性」の確保が必要である等の指摘がなされてきた。これらの指摘を踏まえ、今後、出力制御が実施される場合に関係者が適切に対応できるよう、出力制御の公平性確保に関するルールを整備するため、同ガイドライン案をとりまめた。

この「出力制御の公平性の確保に係るガイドライン案」に対する意見募集の期間は3月17日(金)(18時必着)まで。電子政府の総合窓口(e-Gov)および同省ホームページより入手可能で、意見はe-Govからの意見提出フォーム、郵送、FAXで受け付けている。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.