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工場の太陽光発電→水素製造→燃料電池フォークリフト→CO2を5割削減

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工場の太陽光発電→水素製造→燃料電池フォークリフト→CO2を5割削減

福岡県は3月16日、トヨタ自動車九州宮田工場の太陽光発電で製造したCO2フリー水素をエネルギー源とする燃料電池フォークリフトを同工場で同21日より本格運用することを発表した。

福岡県は2016年度、同工場で太陽光発電、水素製造・貯蔵・輸送・供給システムの整備をすすめてきた。このほどシステムの一部が完成したことで、本格的に運用を開始した。

具体的には、工場内に設置した太陽光発電により製造した水素で、燃料電池フォークリフトや定置用燃料電池を稼動させる。その際、バックアップとしての系統電力とバランスを取り、それでも再生可能エネルギーに余剰が生じた場合、工場内で電力として使用するシステム。

同県は、この事業によって系統電力使用量が削減され、従来の電動フォークリフト利用の場合と比較して約5割のCO2削減が可能になるとしている。

さらに2017年度は、定置用燃料電池を設置し、車両や発電機器など、用途や利用時間帯の異なる機器をマネジメントするシステムの構築を図る予定だ。

経済産業省の補助金で年間4億円

この事業は、福岡県・トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)・九電テクノシステムズ(福岡県福岡市)・豊田通商(愛知県名古屋市)が、2016年6月に採択された経済産業省の「平成28年度地産地消型再生可能エネルギー面的利用等促進事業費補助金(エネルギーシステムモデル構築事業)」を活用して実施されたものだ。

補助金の上限額は、単年度当たり4億円。補助対象期間は、原則単年度だが、複数年度にわたる事業の場合「1事業あたり最大3年度」まで対象となる。

この事業における各者の役割は、下記の通り。

福岡県

事業支援、事業展開支援、事業者間協議会取りまとめ

トヨタ自動車九州

水素利活用システムの導入・運用・保守・メンテナンス、他工場への展開検討、事業成果の発信

九電テクノシステムズ

再エネ利用最適化システムの構築・運用・保守・メンテナンス

豊田通商

事業管理、再エネ利用最適化システムの運用、事業展開モデルの構築、将来ビジネスモデルの構築

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