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日本生命が国連責任投資原則(PRI)に署名 ESG債へ投融資2,000億円

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日本生命保険(大阪府大阪市)は3月21日、機関投資家等がESG(環境、社会、ガバナンス)の課題を投資の意思決定に組込むことを提唱する、国連の責任投資原則(PRI)に署名したと発表した。

これに伴い同社は、資産特性に応じてESGの課題を考慮した資産運用を行うこと等を示した「ESG投融資の取組方針」を策定した。

さらに、新中期経営計画(2017年~2020年)にて、ESG債等への投融資2,000億円(併せてESG債累計投資額3,500億円)の数量目標設定や、グループを活用したESG投融資の実施等を掲げた。これらによりESG投融資をより一層強化していく。

またこれに先立ち、同社はニッセイアセットマネジメント(東京都千代田区)と海外現地法人が運用するグローバル株式ESGファンドへの投資を今年2月に実施している。引続き、機関投資家として、ESG投融資を通じた持続可能な社会の形成に寄与していく。

同社は、従来より、環境や地域・社会と共生し、経済・企業と安定的な成長を共有していく視点から、環境や社会に資する債券(ESG債)や、再生可能エネルギープロジェクト等への投融資を積極的に行ってきた。

たとえば、2014年7月と2015年4月に、パリ市やロンドン交通局のグリーンボンド等への投資を行うとともに、2016年3月には、静岡県の風力発電向けプロジェクトファイナンスへの融資を実施している。

同社は、今般のPRIという国際的な枠組への署名については、自社の取組みをグローバルに発信することに加え、生命保険会社として社会的責任を果たしていることを改めて表明するものと説明している。

責任投資原則(PRI:Principles for Responsible Investment)は、持続可能な社会の実現を目的とし、機関投資家等が環境(E:Environment)、社会(S:Social)、ガバナンス(G:Governance)の課題を踏まえて投資を行うことを提唱する原則である。2006年4月にアナン元国連事務総長によって公表された。

国内では、太陽生命が2007年3月に、日本の生命保険会社として初めてPRIに署名。また三井住友アセットマネジメントや年金積立金管理運用独立行政法などもPRIに署名している。

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