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スズキの燃料電池ビッグスクーター、公道実験開始 1充填で走行距離120km

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スズキの燃料電池ビッグスクーター、公道実験開始 1充填で走行距離120km バーグマンフューエルセル

スズキ(静岡県浜松市)は3月21日、国の基準により認定を受け、ナンバープレートを取得した燃料電池二輪自動車(FCV)18台の公道走行を開始したことを発表した。今後、静岡県と福岡県等に設置された水素ステーションで水素の充填を行いつつ走行させ、二輪FCVの市場性の確認を行う。

2016年2月、国土交通省は国内自動車メーカーにおいて燃料電池二輪自動車(FCV)の開発が進んでいることを踏まえ、燃料電池二輪自動車等の安全基準を策定した。

同安全基準は、「道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)」の細目を定める告示を改正し、燃料電池バイクの高圧ガス燃料装置の強度・構造・取付け方法について安全基準を新設し、二輪自動車特有の要件を盛り込んだものである。

同省は、この改正が今後、燃料電池二輪自動車の普及および我が国の自動車メーカーの国際競争力の確保に資するとしている。

二輪FCVについての高圧ガス容器の安全基準

二輪FCVについての高圧ガス容器の安全基準

今回走行を開始した燃料電池ビッグスクーター「バーグマン フューエルセル」は、この安全基準に基づき、同社が車両型式認定の申請を行い、2016年8月に型式認定を受け、製作が進められたものだ。

同二輪FCVの特長は下記の通り。

  • 街乗りに適したスクーター「バーグマン200」をベースに、軽量・コンパクトな空冷式燃料電池が搭載された。水素タンクをフレーム内にレイアウトし、これまでのスクーターと同様のスタイルが特徴のひとつだ。
  • モーターを駆動させる主電力に燃料電池を使用し、加速時のアシストと、モーターからの回生電力を回収して燃費を向上させるために、リチウムイオン二次電池(2.4V)を搭載するハイブリッドシステムを採用。燃料タンク容量は10リッター・700気圧。
  • フル充填時の航続距離は120キロ(時速60キロの定地走行、同社内テスト値)。最高時速75キロ。

同社は、2006年より二輪FCVの開発に取り組み、軽量な空冷式燃料電池を搭載した燃料電池スクーターで技術を蓄積してきた。

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