環境用語集 水素ステーション
水素サプライチェーンのイメージ
(出典:経済産業省「燃料電池自動車及び水素ステーションについて」より)
水素ステーションとは
燃料電池自動車への水素充填を、ガソリンスタンドなどと同様に行うことができる施設。
水素ステーションの現場で液化石油ガス(LPガス)や都市ガスから水素を製造する「オンサイト型」と、圧縮水素や液体水素を水素ステーションの外部からトレーラーなどで運び込む「オフサイト型」がある。
経済産業省は燃料電池自動車の本格的な普及に向け、2014年11月に高圧ガス保安法の省令を改正し、液化水素を保管する液化水素貯槽を設置することを認めた。政府は2015年度までに100箇所程度の水素ステーションの整備を目指しており、平成25年度から「水素供給設備整備事業費補助金」として水素ステーションの設置に補助金を支給している。
主な水素ステーション設置事業者(2015年2月時点)
- トヨタ
- 東京ガス
- JX日鉱日石エネルギー
- 岩谷産業
- ホンダ
(次世代自動車振興センター「平成26年度予算「燃料電池自動車用水素供給設備 設置補助事業」の概要」より引用)
(NEDO「NEDO 実用化ドキュメント」より引用)
(経済産業省「燃料電池自動車及び水素ステーションについて」より引用)