> > 耕作放棄地が大豆・麦のソーラーシェアリングに プロファイで資金調達

耕作放棄地が大豆・麦のソーラーシェアリングに プロファイで資金調達

 印刷 記事を保存
耕作放棄地が大豆・麦のソーラーシェアリングに プロファイで資金調達

SBIエナジー(東京都港区)は4月3日、千葉県匝瑳(そうさ)市にある耕作放棄地約3.2haを利用した営農型太陽光発電所「匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所」が商用運転を開始したと発表した。

発電施設の最大出力は1MWで、想定年間発電量は約1,424MWh(20年平均)。一般家庭約288世帯分の年間電力量を賄うとともに、約718t-CO2/kWhのCO2削減に貢献する。また、売電収入の一部を、地域の環境保全・農業振興に還元する。

太陽光発電パネル下部の農地では、地元の農業生産法人による大豆や麦など付加価値の高い農産物の有機栽培を予定している。

匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所

今回の事業は、市民エネルギーちば(千葉県匝瑳市)によって設立された特定目的会社の匝瑳ソーラーシェアリング(千葉県匝瑳市)が、城南信用金庫(東京都品川区)から融資を受け、SBIエナジーが社債を引き受け、en(東京都渋谷区)と千葉エコ・エネルギー(千葉県千葉市)が出資するかたちで進められた。

これは、メガソーラーシェアリング事業向けプロジェクトファイナンスとしては日本初でめて。

ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)とは、農地に支柱を立てて太陽光発電設備を設置し、営農を継続しながら太陽光発電事業を行う仕組みをいう。

2013年4月に、農林水産省が、この仕組みによる農地転用制度上の取り扱いについてガイドラインを公表したことで、事業化が可能となった。ソーラーシェアリングは、全国の耕作放棄地解消や農業振興、エネルギーの地産地消に加え、地域経済の活性化につながるモデルケースとして注目されている。

SBIエナジーは、ベンチャーキャピタル大手のSBIホールディングス(東京都港区)の100%子会社。太陽光・小水力・バイオマス・地熱等の再生可能エネルギーを用いた発電事業等を手がけている。

市民エネルギーちばは、誰でも太陽光発電パネル1枚から参加できるパネルオーナー制度による市民発電所事業やソーラーシェアリング事業に取り組んでいる。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.