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関西電力の火力発電所、燃料を重油→木質バイオマスペレットに切替えへ

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三菱商事パワー(東京都千代田区)は4月5日、関西電力(大阪府大阪市)と共同で「相生バイオエナジー株式会社(兵庫県相生市)」を設立し、バイオマス発電事業を推進することに合意したと発表した。

この事業は、関西電力が所有する相生発電所2号機(定格出力37.5万kW、兵庫県相生市)で使用する燃料を、現行の重油・原油から木質バイオマスへ変更する為の改造工事を実施し、バイオマス発電事業の運営を計画するものだ。

生物由来の有機性資源である木質バイオペレットを使用するため、二酸化炭素の排出抑制に繋がる。生物由来のバイオマス発電の燃料は、成長段階で吸収したCO2と燃焼時に発生するCO2が等しいという考え方から(カーボンニュートラル)、バイオマス利用により大気中のCO2を増加することは無いという考え方だ。

相生発電所の2号機を木質バイオマス発電にする

  • 所在地:兵庫県相生市相生柳山5315番地46
  • 各プラントの概要:
1号機 2号機 3号機
運転開始 1982年9月 1982年11月 1983年1月
定格出力 37.5万kW 37.5万kW⇒約20万kW 37.5万kW
燃料 天然ガス、重油、原油 重油、原油⇒木質バイオマス 天然ガス、重油、原油

三菱商事パワーは、三菱商事(東京都千代田区)の100%子会社。

同社は、国内で持分容量約7.3万kWの太陽光発電事業を運営しているほか、風力地熱事業の開発・建設を進めている。この事業はそれらに続く新たな再生可能エネルギーへの取り組みとなる。

また、今後も発電事業における再生可能エネルギーの有効利用を通じて、エネルギー自給率の向上、温室効果ガス排出の抑制、新産業育成を推進していくとしている。

相生バイオエナジーは、関西電力が60%、三菱商事パワーが40%出資して2017年4月5日に設立された。資本金は4億5,000万円。業務概要は発電設備の設計・建設・運転・維持・管理、電力の供給販売などである。

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