アンモニアを燃料にする燃料電池システム、1kWの発電に成功

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同システムの写真(IHI横浜事業所内)
同システムの写真(IHI横浜事業所内)

IHI(東京都江東区)は、アンモニアを燃料として直接供給する固体酸化物形燃料電池(SOFC)システムを開発し、3月に横浜事業所(神奈川県横浜市)で1kW級の発電に成功したと発表した。

今回の成果をもとに、2018年度は長時間(1,000時間)の連続運転による実証試験を実施し、業務・産業用途に向けてシステム大型化や、高効率化に取り組んでいく。同社広報によると、業務・産業用システムは数10kW~数100kWのシステム開発を目指しており、家庭用システムの開発は予定していない。市場投入の時期は未定だが、2020年代前半を予定しているという。

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