
いすゞ自動車(東京都品川区)は3月2日、2050年までに、いすゞグループの事業活動から直接排出される温室効果ガス(GHG)ゼロを目指すことなどを掲げた「いすゞ環境長期ビジョン2050」を策定したと発表した。
この長期ビジョンは、いすゞグループとして、2050年に向けて、長期的視野で地球環境問題に取り組むための方向性を示したものだ。
同社は目指すべき方向性について「脱炭素社会の実現に貢献する製品の開発、脱炭素な事業活動の推進、製品ライフサイクル全体での環境負荷低減を通じて、経済が発展し、安心・安全で環境負荷の少ない、豊かで持続可能な社会の実現に貢献する」こととしている。
2050年に向けた目標は、いすゞが環境における重点課題として掲げる「気候変動対策」「資源循環推進」「環境リスク予防/対策」「生物多様性保全」の4つの柱で示している。
製品のライフサイクル全体でのGHGもゼロへ
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