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浮体式の洋上風力発電、技術基準を改正 要件緩和で建造・設置コストを削減

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従来通りの区画配置、または新設の代替要件を選択可能とする規定を新設(出所:国土交通省)

国土交通省は3月3日、浮体式洋上風力発電施設の技術基準の改正を発表した。技術指針は、施設の安全確保を図ることを目的に、船舶安全法に基づきその構造や設備の要件を定めたもの。改正により、浮体式洋上風力発電施設の建造・設置などのコスト低減につながり、商用化拡大への後押しとなることが期待される。

改正したのは「浮体式洋上風力発電施設技術基準」。今回の改正では、船舶の衝突などによって浮体施設へ浸水するおそれが十分小さいと認められる場合に、損傷時復原性に係る要件を緩和できる旨の規定を追加した。周辺海域における船舶の航行が少ない場合や、浮体施設への浸水を防止するための措置などを考慮するものだ。また、国際電気標準会議(IEC)における国際標準の改正などの反映し、最新の洋上風車の設計要件(IEC 61400-3-1、IEC TS 61400-3-2)を踏まえた設計荷重ケースの一部見直しなどが行われた。

この技術指針は、2020年3月3日から適用する。なお、設計条件と荷重ケースについては、当分の間改正前の基準によることができる。

この技術基準の改正に合わせ、実設計者が実務的に適用できる技術的解決策を体系的に提供する「浮体式洋上風力発電施設技術基準安全ガイドライン」も改正した。改正された技術基準と安全ガイドラインは、国土交通省のウェブサイトで公開されている。

損傷時復原性に係る要件緩和の概要は以下の通り。

損傷時復原性に係る代替要件を導入

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