昭和電工、リチウムイオン電池向け新包材を開発　EVなど大型用途で需要拡大

昭和電工（東京都港区）の子会社である昭和電工パッケージング（神奈川県伊勢原市）は3月18日、リチウムイオン電池（LIB）の包材であるアルミラミネートフィルム「SPALF®︎」について、車載大型用途向けに特化した新製品を開発し、量産化設備を導入すると発表した。

現在、EV向けにパウチ型LIB包材の世界需要が高まっている

SPALF®は、樹脂とアルミ箔をラミネートしたフィルムで、パウチ型の包材として使用されている。パウチ型LIBは形状の自由度が高く軽量であることから、スマートフォンやタブレットなどの小型用途で広く採用されていまるが、近年は、電気自動車（EV）をはじめとする大型用途でも採用が拡大している。