日立造船ら、洋上風力の施工技術実証 10MW級大型風車の普及拡大に照準

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実証について(出所:日立造船および東洋建設PR)
実証について(出所:日立造船および東洋建設PR)

日立造船(大阪府大阪市)と東洋建設(東京都千代田区)は3月18日、着床式洋上風力発電施設の低コスト化を実現できるサクションバケット基礎の施工技術実証に取り組むことを発表した。

サクションバケット基礎は、欧州では実績のある工法だが、国内における適用性の検証は進んでいない。今回の実証では、欧州とは条件の異なる国内の洋上風力発電施設へのサクションバケット基礎の適用性について検証するとともに、大型化が進む風車にも対応可能な基礎形式・施工技術についての技術開発が行われる。
なお、同件は NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の風力発電等技術研究開発(洋上風力発電等技術研究開発)「洋上風力発電低コスト施工技術開発(施工技術実証)」の助成を受け、実施される。

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