素材の持つ特徴活かした「100%植物由来」プラ開発目指し協業

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ダイセル(大阪市北区)は5月11日、事業革新パートナーズ(BIPC/神奈川県川崎市)と、セルロース由来バイオプラスチックとヘミセルロース由来のバイオプラスチックを組み合わせた新素材の共同開発を開始した。植物由来で海洋を含めた生分解性を有する、環境に負荷を与えないこれらの素材を組み合わせ、植物本来の多様な機能や特徴を引き出した新たなプラスチックの開発を目指す。

具体的には、樹木の特徴である強靭性を最大限に発揮しながらも、成形性や光学特性を兼ね備えた海洋生分解性プラスチックの開発を進めているという。今後はさらに、「100%植物由来」の新素材開発に挑戦し、地球環境問題の解決への貢献を目指していく構え。

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