廃棄物エネルギーを自家消費、余剰電力はフォークリフトにも 青木環境事業

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廃棄物発電施設全景(出所:青木環境事業資料)
廃棄物発電施設全景(出所:青木環境事業資料)

廃棄物処理行を手掛ける青木環境事業(新潟県新潟市)は5月21日、産業廃棄物発電施設の本格稼働を発表した。新潟県初となるもので、20日から稼働してる。この発電施設は企業などから排出されるごみを焼却し、その熱を電気に変換。 構内電力として活用する。さらに余剰電力で水素を製造し、2018年に完成した併設の燃料電池フォークリフト専用水素ステーションを介し、構内用燃料電池フォークリフトの燃料にも利用する。

Power to gasでCO2削減へ

この施設の処理能力は、93.6t/日で、年間約600万kWhを発電。約3,500tのCO2削減に寄与する計画だ。なおこの削減量は、一般家庭約1,000世帯分の排出量に相当するという。

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